届いたその日から使える、火鉢と鉄瓶ほかセットです。 内容 ①箱火鉢　29cm×29cm 高さ24cm 桐材　落としは銅製　大正から昭和初期 昭和の中期以降に安価に作られたなんちゃって火鉢ではなく、戦前のちゃんとした指物師の作ったものです。塗りの炉縁と底の縁回しがアクセントになっています。 これ以上小さいと手炙りにしか使えず、お湯も沸かせない、もっと大きいと手に余るし炭も食う、というわけで手近に置いて愛でるにはベストサイズです。炉縁は煙管の打痕などもなく綺麗で、外せますのでお手入れにも便利です。 ②鉄瓶　南部鉄器　 小振りで一人分のお茶を淹れるのに良い、可愛らしい鉄瓶です。漏れなし。内部に錆なし。 ③五徳　鉄製 虫喰いと言われる、砂型で鋳造したしっかりとした五徳です。 ④火箸　明珍製　瓦釘型　箱付き 城郭や寺社の瓦を留める釘の意匠をした、アンティークの火箸です。片方にだけ籐が巻いてありますが、これは元からそういうものです。使ってみると、この方がはるかに掴みやすく細かく炭を弄れて便利です。 ⑤さな　鋳鉄製 炭の下に敷くと底に空気が入り、炭火が消えにくくなります。あるとないでは大違い。鉄質の良い古いものは見かけなくなってきました。 ⑥灰ならし　唐銅製 灰を新しい綺麗なものに入れ替えました。 奈良県産の梅木灰、明るめのお色です。軽くて火が消えにくいのに、あまり舞いません。古い火鉢に入っている灰をそのまま使うと、湿気やカビを含んでいて火持ちがせず、匂いも蓄積してしまっています。灰は新しいに限ります。 さらに炭も煙のほとんど出ない国産の楢炭を、画像のぶんサービスします。 その日から使えて、楽しめますよ！ 火鉢があると、生活が変わります。 なんでもないことが楽しく、見落としていた色々な小さくて大事なことに気付くようになります。 このくらいのサイズで始めると良いですよ。 都会暮らしでも負担にならないサイズです。